第42回:フィールドスタッフ(ラウンダースタッフ)の契約形態(5) | 株式会社mitoriz | つながりが、人に潤いをもたらす未来へ。

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2016/12/14

第42回:フィールドスタッフ(ラウンダースタッフ)の契約形態(5)

今回も、フィールドスタッフ(ラウンダースタッフ)の契約形態の特徴について具体的に説明していきたいと思います。

前回は「パート契約社員」にてフィールド活動(ラウンダー活動)体制をとっている場合の特徴を解説しましたが、今回は「派遣契約社員」にてフィールド活動(ラウンダー活動)体制をとっている場合の特徴を解説してまいります。

【派遣契約社員によるフィールド活動(ラウンダー活動)を行っているケース】

  • 残業代の発生や契約期間3年(以前は1年)等の諸条件から、「高コスト」「雇用リスク」「属人的ノウハウの流出」などの理由で、これまで派遣社員はあまりフィールド活動(ラウンダー活動)に活用されてきませんでした。
  • 近年、正社員数の抑制や偽装請負等の法令順守の問題が顕在化してきていることから、コンプライアンス上従来のフィールドスタッフ(ラウンダースタッフ)の雇用形態を請負契約から派遣契約に切り替える事例が見られます。
  • トータルコストは、社会保障費等の負担により請負契約時より1割から2割アップします。
  • 管理責任も派遣元のみならず、派遣先企業も責任を負うことになります。
  • それでも派遣契約社員化する理由は、現在のノウハウを持ったスタッフの繋ぎ止めが最大と目的だと考えます。
  • 新規採用する場合は、コスト面では社員と遜色ない費用がかかりますので、期間限定の業務を遂行する上で企業が雇用リスクを回避する目的であれば有効な手段と考えます。その際は、3年以上の継続契約が出来ないため、属人的なノウハウが失われるリスクを事前に把握しておく必要があります。
  • 派遣社員の採用に際しては、既に専門スキルを身につけている者を即戦力として採用するケースが一般的です。
  • 派遣元会社を経由して契約しているため、会社への帰属意識は薄いものの、業務内容を明確に取り決めて契約しているため、業務に対するモチベーションは高く、社員と比較しても見劣りしないスタッフも数多く存在します。
  • 派遣社員を活用する上で、専門的な技能を持った職種として採用することがベターではありますが、有期契約であり、且つ社員のように企業に対するロイヤリティやノウハウの継承等が期待できないことを考慮すると、活用の範囲は期限付き且つ限定的なものにならざるを得ないと考えておいた方がいいでしょう。
  • 中期的には、外部リソースを活用できるフィールド業務内容の明確化や会社としてノウハウが蓄積できる仕組みづくり等の抜本的な見直しが必要だと考えます。

次回は、「業務請負活用型(時間単位契約)」の契約形態の特徴について説明していきます。

木名瀬 博のフィールド虎の巻

序章

第1章 消費者接点として重要性を増す店頭のあり方とこれからのフィールド活動(ラウンダー活動)

第2章 本部商談結果と店頭をどのように連携・連動させるか

第3章 フィールド活動(ラウンダー活動)によって得られる情報の活用方法

第4章 フィールド活動(ラウンダー活動)をさらに強化するために見直すべきポイント

第5章 フィールド活動(ラウンダー活動)の分類と役割

第6章 店頭で競合他社より優位に立つためのフィールド活動(ラウンダー活動)体系の見直し方

第7章 営業担当者とフィールド業務をつなぐ2つのPDCAサイクル

第8章 事例で解説、フィールド活動(ラウンダー活動)のポイントと成果

第9章 フィールドスタッフ(ラウンダースタッフ)の契約形態

第10章 フィールドスタッフのスキルとモチベーション

終章 フィールド活動の今後の方向性