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2023/2/27

「たまご」を安価に購入可能なドラッグストアの利用が1.6倍以上に! 昨今の価格高騰に対して9割が値上げを実感、「価格」重視の傾向強まる!

報道関係各位
プレスリリース

2023年2月27日
株式会社mitoriz

「たまご」を安価に購入可能なドラッグストアの利用が1.6倍以上に!
昨今の価格高騰に対して9割が値上げを実感、「価格」重視の傾向強まる!

株式会社mitoriz(本社:東京都港区、代表取締役社長:木名瀬博)は、消費者購買行動レポートデータサービス「Point of Buy®(以下、POB)」の会員2,967人に「たまごの値上げに関する調査」を実施致しました。


2022年から続く食品をはじめとした様々な商品の値上げラッシュの中、餌代の高騰や鳥インフルエンザの影響を受け、「物価の優等生」と言われていた「たまご」の価格も卸売価格が過去最高を更新するなど高騰しています。食卓に欠かせない「たまご」の価格高騰に対して消費者がどう感じているのか、前回2021年に実施した調査との比較も交え、リアルな声に迫ります。


《調査サマリー》
・9割の人が以前よりたまごの価格が高くなったと感じている(2021年比較で35%増)
・購入時に最も重視しているポイントは「価格」「量」に関する回答が増加傾向
・購入先はドラッグストアを利用する人が前回調査時より1.6倍(+11P)に増加
・高騰が続いても「値段を気にしない」「安いお店を探す」など、買い控えせず9割の人が「買う」と回答
・好きなたまご料理/よく作るたまご料理は「目玉焼き」がどちらもトップ

「以前よりたまごが高くなった」と感じている人は2年で56.2%⇒91.9%に増加

「普段購入しているたまごの価格に変化を感じているか」を尋ねたところ、91.9%の人が「以前よりも高くなったと感じる」と回答しました。2021年5月に調査した際の56.2%と比較すると、+34.9Pも増加しており、たまごの値上がりを感じている人が、この2年で格段に増えていることがわかりました。

購入時に重視するポイントは「価格」と「数量」に関する回答が増加傾向

続いて「たまごを購入する際に重視すること」を尋ねたところ、「安さ(70.4%)」が最も多い回答となり、次いで「味(53.2%)」、「賞味期限・消費期限(鮮度)(48.5%)」という結果となりました。前回調査からの伸び率でみると「安さ(+9.2P)」、「特売やタイムサービス(+8.1P)」、「1パックあたりの数量(+6.3P)」が上位を占めており、以前よりも「価格」や「数量」を重視する人が増加傾向にありそうです(図表2)。

ドラッグストアでの購入が目立って増えており、ディスカウントショップ、コンビニもともに伸長

続いて、「1人分の食事を用意する上で不便に感じること」を尋ねました。回答が最も多かったのは「1人分だけ調理するのは手間がかかる(41.5%)」、次いで「栄養バランスが偏りがちになる(33.0%)」、「費用が高くつく(27.5%)」という結果となりました(図表3)。

その他のコメントでも「食材を使い切れない。少量の食事を用意するのが面倒。効率が悪い。(40代女性)」や「レシピ等はほとんど2人前以上になっているので、作りすぎてしまう。(50代女性)」といった1人分の調理に関するコメントが多く上がっていました。

「あえて1人派」と「誰かと食べたい派」で2極化!食事に対する考え方は多様化している

「たまごを購入する業態」について尋ねたところ、最も多い購入先は「スーパー(93.9%)」したが、前回と比較すると、「ドラッグストア(+11.6P)」、「ディスカウントショップ(+4.8P)」、「コンビニ(+3.2P)」などの食品スーパー以外の業態の購入比率が伸長しており、購入先は以前よりも多様化しているようです(図表3)。なかでもドラッグストアは前回調査の1.6倍超となる30%近い割合となっており、ドラッグストアを利用する人が増えていることがわかります。

◆レシート分析・たまごの平均単価はドラッグストアが最も安い

さらにレシートデータ(POBデータ)から分析し、たまごの単価推移を「コンビニ」「スーパー」「ドラッグストア」の3業態で比較したところ、全体的には値上がりをしているものの、平均単価が最も安いのはドラッグストアという結果となりました(図表4)。「価格」を重視する人が増加傾向にある中で、たまごを安価で購入できる点が、ドラッグストアが購入先として伸長した一因と考えられます。。

たまごは食卓の必需品!価格高騰が続いても買い控えはせず9割の人が「買う」と回答

値上がり受けての「最近のたまごを買う際の行動」について尋ねました。最も多かった回答は「安く買える店を探して買う(29.9%)」ですが、「価格を気にせず買う(24.7%)」が2番目に続きました。「特売を見つけた時だけ買う(20.4%)」や「購入頻度を減らして買う(19.3%)」も合わせると、94.4%という結果となり、値上がりしたから「たまごを買わない」という人は非常に少なく、たまごがいかに食卓に欠かせない食材であるかがわかりました(図表5)。

好きな卵料理/よく作る卵料理は「目玉焼き」がどちらもトップ!「玉子焼き」「ゆで卵」も人気

「好きなたまご料理」と「よく作るたまご料理」について尋ねたところ、両方で「目玉焼き」がトップという結果となりました。どちらも上位3位までを「目玉焼き」「玉子焼き(好き2位/よく作る3位)」「ゆで卵(好き3位/よく作る2位)」が占めており、定番の3品といえそうです。また、好きな方では11位の「生食(卵かけごはん)」がよく作るでは4位に入っており、よく作るたまご料理は比較的手軽に調理が可能な料理が上位に来ている傾向がありそうです(図表6)。

【アンケート調査概要】
調査期間:2023年2月17日~18日
調査対象:mitorizの消費者購買行動レポートデータサービス「Point of Buy®」の登録会員(POB会員)
     POB会員(平均年齢49.0歳)
調査方法:インターネットによる自社調査(有効回答数:2967件)

消費者購買行動レポートデータサービス「Point of Buy®」

50万人以上のアクティブユーザー数と、月間1,000万枚のレシートデータを持つ国内最大級のDBを活用し、メーカーや小売りなどのマーケティングを支援するサービスです。レシート提供者である登録モニターに対してアンケート調査も可能となっており、一般的なアンケートだけではなく、レシートデータに基づいた特定商品の購買履歴がある方に対象を絞ったアンケートなども実施が可能です。


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コーポレート本部 経営管理部 田中(たなか)
TEL:03-6328-0052 FAX:03-6328-3631 MAIL:press@mitoriz.co.jp

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