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2025/2/27

花粉症で75.6%が薬を服用、40~50代は処方薬より市販薬派が多い!花粉症シーズンのみ保湿ティッシュを使用は22.6%、若年層ほど比率が高い

報道関係各位
プレスリリース

2025年2月27日
株式会社mitoriz

花粉症で75.6%が薬を服用、40~50代は処方薬より市販薬派が多い!
花粉症シーズンのみ保湿ティッシュを使用は22.6%、若年層ほど比率が高い

株式会社mitoriz(本社:東京都港区、代表取締役社長:木名瀬博)は、消費者購買行動データサービス「Point of Buy®(以下、POB)」の会員3,010人に「花粉症に関する調査」を実施しました。

花粉症シーズンが本格化する中、花粉症の自覚や症状の程度、薬の利用状況、職場の休暇制度への考え方、さらにはレシートを分析し、花粉症シーズンに使用しているティッシュの購入傾向などを調査しました。

《調査サマリー》
・花粉症の自覚がある人は50.6%、若い年代ほど医師の診断を受ける傾向が顕著
・花粉症の度合いは「軽度」が最多の47.5%、若い年代ほど「重度」の割合が高い
・花粉症対策で薬を服用している人は75.6%、最も多いのは「市販薬を服用」
・花粉症がパフォーマンスに影響すると感じる人は72.6%、若い年代ほど影響が大きい
・花粉症休暇に前向きな人は48.9%、ただし「あれば嬉しいが申請しづらい」が最多
・花粉症時期に「保湿ティッシュ」を使う人は22.6%、若い年代ほど利用率が高い

過半数が「花粉症の自覚あり」と回答!若い世代ほど花粉症で医師の診断を受けている傾向が強い

事前に「卵を食べる」と回答した2,965人を対象に「卵の価格に変化を感じるか」を調査したところ「以前よりも高くなったと感じる」と回答した人は89.5%でした。2023年の卵価格の高騰後、一時的に値段が落ち着いた影響もあってか、2023年から1.6Pt減少したものの、依然として高い割合を占めています(図表1)。

花粉症の度合いは「軽度」が最多の47.5%、若年層ほど「重度」の割合が高い

「花粉症の自覚あり」と回答した1,523人を対象に「自身の花粉症の度合い」について調査したところ、「重度」と回答した人は9.9%、「中程度」は42.6%、「軽度」は47.5%でした。年代別にみると、20代以下は「重度」が18.4%と最も高く、年代が上がるにつれてその割合は低下する傾向がありました。一方、60代以上では「軽度」が59.9%と最も高く、年齢が上がるほど症状が軽いと感じる人の割合が増えていることがわかりました(図表2)。

花粉症の対策として薬を服用する人は75.6%、最も多いのは「市販薬を服用」で36.4%

「花粉症の自覚あり」と回答した1,523人を対象に「花粉症に対する薬の使用」について調査したところ、最も多かったのは「市販薬を服用する」36.4%、次いで「病院の薬を服用する」34.1%となり「両方を服用する」5.1%を含めると花粉症対策として薬を服用している人は全体の75.6%にのぼりました。一方、「症状が出ても薬を服用しない」と回答した人は24.4%で、約4人に1人が薬を使用していないことがわかりました。

年代別にみると、20代以下では「病院の薬を服用する」割合が44.9%と全年代で最も高く、年齢が上がるにつれてその割合は減少する傾向がありました。一方、40代と50代については、病院の薬より市販薬を飲む比率が高くなっています。また、「症状が出ても薬を服用しない」人の割合は30代以降で少し増加しているものの、大きな差はみられませんでした(図表3)。

花粉症で自身のパフォーマンスに影響を感じている人は72.6%、若い年ほど影響を強く感じている

「花粉症の自覚あり」と回答した1,523人を対象に「花粉症がパフォーマンスに影響するか」について調査したところ、「かなり影響がある」が19.5%、「多少影響がある」は53.1%で何らかの影響を感じている人は72.6%にのぼりました。年代別にみると、20代以下と30代では「かなり影響がある」と回答した人の割合が27%前後と比較的高く、年齢が上がるにつれて強い影響を感じていない傾向がみられました。

さらに「影響がある派(かなり影響がある+多少影響がある)」と「影響がない派(ほとんど影響はない+全く影響はない)」で比較した場合、20代以下では85.7%が影響を感じているのに対し、60代以上は58.6%にとどまり、年齢が上がるにつれて花粉症の影響を感じる人の割合は減少しています(図表4)。

「花粉症休暇」に前向きな人は48.9%、ただし「あれば嬉しいが申請しづらい」が38.8%で最多

現在、何かしらの仕事をしている花粉症の1,352人を対象に「もし花粉症休暇があったら利用したいか」を調査したところ、最も多かったのは「あれば嬉しいが、実際には申請しづらいと思う」で38.8%でした。「ぜひ利用したい」の32.6%と「できれば利用したい」の16.3%を合わせると、約半数の48.9%は花粉症休暇の利用に前向きであることがわかりました。

また「自分は花粉症だと思うか」に対して、花粉症ではないと回答した1,487人に「花粉症休暇の制度についてどう思うか」を尋ねたところ、最も多かったのは「どちらかといえば賛成」で34.7%でした。「良い制度だと思う」の15.5%を合わせると、賛成派は50.2%にのぼりましたが、賛否が拮抗する結果となりました(図表5)。

花粉症の時期だけ保湿ティッシュを使用する人は22.6%で、若い年代ほど使っている

「花粉症の自覚あり」と回答した1,523人を対象に「花粉症時期に使用するティッシュについて」調査したところ、最も多かったのは「普通のティッシュを使用」(70.3%)でしたが、「花粉症の時期だけ保湿ティッシュを使用」する人も22.6%存在しました。「花粉症の時期だけ保湿ティッシュを使用」は、年代別にみると20代以下が28.6%と最も高く、年代が上がるにつれて割合が減少しており、若い世代ほど花粉症対策として保湿ティッシュを利用している傾向があることがわかりました(図表6)。

レシート分析:保湿ティッシュとティッシュ全体の出現数、保湿ティッシュは3月に年間平均の200%超

POB会員が投稿したレシートデータをもとに、2024年の「保湿ティッシュ」と「ティッシュ全体」の出現傾向(レシート1,000枚あたり)を分析しました。保湿ティッシュは「鼻セレブ」「贅沢保湿」「エリエール+Water」の3ブランドで分析し、年間の平均出現数は保湿ティッシュが0.35、ティッシュ全体が5.95でした。どちらも3月にピークを迎えており、ティッシュ全体は年間平均の139.1%、保湿ティッシュは222.5%と大きく伸びています。これは花粉症シーズンの春先に需要が高まるためと考えられます。特に保湿ティッシュは2〜3月に140%超で伸びており、風邪や花粉症の影響で季節的な購入傾向がに強いことがわかりました(図表7)。

【アンケート調査概要】
調査期間:2025年2月7日~2月8日
調査対象:mitorizの消費者購買行動レポートデータサービス「Point of Buy®」の登録会員(POB会員)
     POB会員(平均年齢50.5歳)
調査方法:インターネットによる自社調査(有効回答数:3,010件)

【報道関係お問い合わせ】
コーポレート本部 経営管理部 広報:田中(たなか)
TEL:03-6328-0052 FAX:03-6328-3631 MAIL:press@mitoriz.co.jp

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