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2020/6/15

働く女性「働き方の考え方変化」半数以上 3密回避・コロナに左右されない業種・職種を選ぶ傾向へ

報道関係各位 プレスリリース

株式会社mitoriz
2020年6月15日

働く女性「働き方の考え方変化」半数以上
3密回避・コロナに左右されない業種・職種を選ぶ傾向へ

サステナブル∞ワークスタイルプロジェクトVOL.21
「コロナとの共存を見据えた働き方の意識調査」

新型コロナウイルス感染症の予防のため、「新しい生活様式」が求められ、それにより働き方や考え方が変化しています。

そこで今回は、フィールド・クラウドソーシング事業を展開する株式会社mitoriz(本社東京都港区、代表取締役社長:木名瀬博)では、20代~60代の当社に登録する全国のキャスト会員693名(平均年齢48歳/働く女性)を対象に、「新型コロナとの共存社会における働き方の意識調査」を実施しました。調査期間は2020年5月21日~5月27日です。

調査結果では、働く女性が今後コロナと共存していかなくてはいけない社会において、不安を感じていることや、コロナ拡大前後における働き方・考え方の変化を読み取ることができました。

まず最初に、今後コロナと共存していく社会において、不安に感じていることを調査しました。

今後のコロナと共存していく社会において、不安はありますか?

コロナとの共存していく社会に「不安がある(84.7%)」となり、多くの働く女性が不安を感じています。

コロナとの共存社会に置いて不安に感じていることを、次の中からすべてお選びください。

その理由を選択肢で尋ねると、「景気悪化(65.9%)」、「雇用・就労(64.2%)」となり、7割近くの方が回答しました。コメントには、「コロナの影響を受けた企業や個人の救済を早急にしてほしい(50代女性)」や「継続的な給付金が必要な業種、個人に臨機応変な対応をして欲しい(50代女性)」など、対策の規模だけではなく迅速かつ柔軟な対応を求める声があっただけではなく、「コロナで打撃をうけた企業に援助が必要だが、それにともない税金が高くなり家計が苦しくなりそう(60代女性)」といった将来への税負担を懸念する声が挙がりました。

また、半数以上の方が「感染リスク(55.5%)」と回答しており、「家族内でも、各自行動範囲と人との関わりや接触が違うので感染が恐い(60代女性)」や「家族が感染したら…または自分が家族に移したら…いう漠然とした不安があります(50代)」といった、常に見えないウイルスを恐れて生活をしていくことに対する不安の声がありました。

他にも、「介護をしているが、病院の面会に行けないことが不安(50代女性)」といった、面会の制限による不安を募らせる声や、「コロナに掛かった場合に医療機関で十分な医療を受けて完治することができるかどうかが一番心配(60代女性)」といった、ワクチンや治療薬が開発されていない中で感染してしまったときの恐怖など、「医療・介護(48.9%)」も半数近くを占めていました。

また子育て中の女性からは、「高校生と大学生の子供がいるので、学費や入試、学力の低下などがとても心配(50代女性)」といった、「教育(39.4%)」や、「好きな観劇など、もう気軽に観られないのではないかと残念な気持ちがある(60代女性)」といった、コロナによる中止や延期が相次いでいる「音楽や演劇などのエンターテインメント(28.1%)」を挙げる方もいました。

次に、働き方にテーマを絞り、コロナ感染拡大後(直近数か月)の働き方や考え方の変化について、調査をしました。

コロナ感染拡大前後で(直近数カ月間)あなたの働き方は、変化しましたか?

まず、コロナ感染拡大前後で働き方が変化したか尋ねると、実に7割以上の働く女性の方が「働き方が変化した(70.4%)」と回答しました。

コロナ感染拡大前後で(直近数カ月間)働き方はどのように変化しましたか?

その方々(N=488名))を対象に、具体的にどんな働き方に変化したか、選択肢で尋ねると、8割近くの方が、「働く日数や時間が減った(76.2%)」と回答しました。

コメントには、「営業時間が短縮になったのとお客さんが来なくなり、勤務日数と勤務時間が減り収入が減った(飲食店勤務、50代女性)」、「外回りの仕事をしていて、感染予防の観点で客先に出向くことができずできなくなった(営業、50代女性)」、「対面販売からネット販売の比重を多くした(販売、50代)」といった、人と会う仕事に従事している方のコメントが多くみられました。

また、テレワークや出勤人数の制限、自宅待機などで、「以前よりも職場の人と会わなくなった(20.9%)」と2割の方が回答する中で、「個人情報を扱う職場ということもありテレワークができない。ただ密を軽減するため出勤人数の調整されており、その分出勤者の負担が増えた(50代)」や「テレワークできない業種のため、自宅待機となり誰とも会わなくなって喋らなくなり社会から離れている気分になった(50代女性)」といった、業務負担が増えた方や、休業状態となってしまった方など、働く業種や職種により仕事の継続に差が生まれていたことが浮き彫りとなりました。

他にも、「以前よりも疲れを感じるようになった(19.5%)」と感じている方からは、「テレワークをしているが子供が小さいと、家事、仕事の両立は難しい。休みがないので以前より疲れを感じる(50代女性)」や、「初めてテレワークが導入されたが、チームの人とやり取りする頻度が下がり、意志の疎通がうまくいかない点があり気疲れした(40歳女性)」といった、仕事と家庭のメリハリがつかずワークライフ・バランスが崩れていたことや、非対面でのコミュニケーションのしにくさで精神的にも肉体的な疲れを感じていたことがうかがえました。

一方で少数派の「働く日数や時間が増えた(4.1%)」と回答した方からは、「収入が減った分、他にも仕事をすることにした(50代)」といった、収入を補うために仕事を増やしたという方もいました。

次に、コロナ感染拡大前後で働き方の考え方の変化について調査をしました。

コロナ感染拡大前後で(直近数カ月間)あなたの働き方に対する考え方は変化しましたか?

コロナ感染拡大前後で働き方に対する考え方が変化したか尋ねると、半数以上の方が「変化した(51.8%)」と回答しました。

コロナ感染拡大前後で(直近数カ月間)働き方に対する考え方はどのように変化しましたか?次の中からすべてお選びください。

その方々(N=359名))を対象に、具体的にどのように考え方が変化したか、選択肢で尋ねると、「安全な環境であるか/3密回避(46.5%)」が最多となり半数近くの方が回答し、「3密をいかに避ける方法を考えながら、仕事している(40代女性)」といった声が多く、密閉・密集・密接の3密に対する正しい知識と行動を常に心掛けていることが表れていました。

その一方で、「コールセンターで勤務している。3密の中で仕事を続けることに不安を感じている(50代女性)」や、「外回りなので、安全な環境が保たれるのかが心配(50代女性)」といった、不安を感じながら今の仕事を継続している方もいました。

「仕事への取組み方(38.4%)」においては、「出勤せずに仕事がこなせる方法を考えるようになった(50代女性)」や、「熱心に取り組むあまり時間をかけ過ぎていたのではと冷静に、仕事への取り組み方・やり方を考え直す機会になった(60代)」といった、仕事への向き合い方を考え直したという方もいました。

また、「コロナの影響を受けにくい業種や職種への移行(36.2%)」は3人に1人が考えていることがわかり、「コロナとは長期戦となると予想しているので、こういう状況になっても働ける仕事や職種を考えるようになった(40代女性)」といった、先を見据えた転職を検討している方や、「介護ヘルパーをしていたが、神経を使うようになりコロナが怖くて仕事を変えた(50代女性)」といった、この短い期間の中で実際に転職した方もいました。

そして「仕事に対しての価値観(35.7%)」においては、「家族との過ごし方を以前より、優先に考えるようになったので仕事に対する価値観が変わった(40代)」や「定時に会社に出勤するという固定観念をかえるきっかけになった(50代女性)」といった声がありました。

今回の調査対象は、パートや派遣などの勤務形態で、扶養範囲内で働く女性が半数以上を占めていたため、「社会保障など制度が整っているか(26.5%)」を考えるようになった方もみられ、「お金のことが心配なのでやはり、有給や福利厚生がしっかりしている所で働いた方が安心できる(50代女性)」や、「正社員での転職を考えるようになった(40代女性)」といった声があった一方で、「働き方(正規雇用)だけを重視して安定性を求めていたが、人と接する仕事の場合、正規雇用されていても安定的に働けなくなってしまい、どこでも働けるような仕事をするべきだと思った(20代)」といった声もありました。

調査結果から、今後コロナと共存していく社会で、多くの働く女性が、「雇用・就労」や「景気悪化」に不安を感じており、今後仕事を選択していく上で、働く形態や収入、時間だけではなく、いかに感染リスクを減らし安全な環境で、コロナに左右されず継続して働くことができるかが重要な選択肢となっていくことが考えられます。

また「新しい生活様式」の中では、人との接触を減らすことが提言されており、コロナに影響を受けやすい業種や職種などがある程度明確化され、「一つの仕事に集中するのではなく、従来通り外に出て行う仕事と在宅で対応できる仕事を両方準備する必要があると考えている(30代女性)」や「子供達もいるのでシフトに融通が効くことと、コロナに影響されにくい業種と掛け持ちすることで、なんとか収入を確保できるように、時間や曜日にこだわりを持たず働けるときに働くようにする(40代女性)」といった声から、有事の際に今までの収入を補うために、メインの仕事+副業やWワークなどといった働き方に関心を持つ女性が増えることが予想されます。

mitorizキャストの強み

【株式会社mitoriz 会社概要】

URL : https://www.mitoriz.co.jp/

株式会社mitorizは、ソフトブレーン株式会社(本社:東京都中央区、設立年月日:1992年6月17日、代表取締役社長:豊田浩文)のグループ会社として、全国の主婦を中心とした登録スタッフ96,111人のネットワークを活用し、北海道から沖縄まで全国のドラッグストアやスーパー、コンビニ、専門店など222,828店舗以上をカバーし、営業支援(ラウンダー)や市場調査(ミステリーショッパー、店頭調査など)を実施しています。当社代表の木名瀬博は、2004年にアサヒビールの社内独立支援制度に応募し、合格第1号事業として独立しました。

本社所在地 :東京都港区赤坂3-5-2 サンヨー赤坂ビル5階
設 立 :2004 年7 月 / 資本金 :151,499,329円
代表取締役社長 :木名瀬 博

木名瀬 博のフィールド虎の巻

【報道関係お問い合わせ先】

株式会社mitoriz 広報担当 石井(いしい)/ 山室(やまむろ)
TEL:03-6328-3883  FAX:03-6328-3631 MAIL: press@mitoriz.co.jp

mitorizは、2004年創業当初より長年にわたり、働く意欲ある主婦を中心とした女性達に「年齢・時間・場所の制約がない柔軟な働き方」を提供している背景から、2018年5月31日に「サステナブル∞ワークスタイルプロジェクト」を発足しました。国連で採択された2030年までの国際目標「SDGs(Sustainable Development Goals/持続可能な開発目標)」の考えに基づき、企業および働く人にとって、無理・無駄なく、持続可能な働き方こそ、企業の生産性が向上し、本当の働き方改革の推進につながると考えます。

Work Story Award 2019「働きがい・モチベーション・エンゲージメント」部門受賞

一般社団法人at Will Workが主催する「Work Story Award 2019(※)」において、当社が提供する「フィールド・クラウドソーシング」が評価され、「働きがい・モチベーション・エンゲージメント」のテーマ部門賞を受賞しました。 (※)働き方を選択できる社会づくり”の実現を目指す一般社団法人at Will Workが主催するアワードで、働く”ストーリー”を集める5年間限定のアワードプログラムです。 https://www.puchittona.jp/sbf/view/sustainable/award2019/index.html

サステナブルな働き方

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